■概要
メタセコイア Ver2.4以降用の、H3T形式( Micro3D / MascotCapsule V4 )エクスポータープラグインです。
H3TファイルをD4DConverterを使用してD4D形式、M3G形式に変換してiアプリやEZアプリ等に組み込みます。
このプラグインではモデルデータのみ含んだH3Tファイルを作成する事が可能です。
アニメーション情報やシーングラフ用の情報を設定する事は出来ません。
このエクスポータープラグインは株式会社エイチアイ社の公式エクスポーターではありません。
■ダウンロード
Exporter H3T ver 1.05 ( exporth3t_105.zip )
Exporter H3T ver 1.04 ( exporth3t_104.zip )
Exporter H3T ver 1.03 ( exporth3t_103.zip )
Exporter H3T ver 1.02 ( exporth3t_102.zip )
Exporter H3T ver 1.01 ( exporth3t_101.zip )
Exporter H3T ver 1.00 ( exporth3t_100.zip )
メタセコイア本体・プラグインが起動しない場合は導入してください
VisualStudio2005 SP1 x86ランタイムDLL ( vcredist_x86-sp1.exe )
■メタセコイアからD4D、M3Gファイル作成までの流れ
大まかには以下の1〜3の流れでファイルを作成します。
1.メタセコイアでH3Tファイル形式で保存します。
2.D4DConverterでD4Dファイル形式に変換します。またはM3GConverterでM3Gファイル形式に変換します。
3.変換したD4Dファイル、M3Hファイルをアプリに組み込み使用します。
●プラグインをインストールすると、保存時のファイルの種類に「Export H3T(*.h3t)」が追加されます。
メタセコイアで通常と同様に「Export H3T(*.h3t)」を使用してモデルデータを保存します。

( 表示モデルデータ : 3D Heaven )
保存時にダイアログを2つ表示します。
1回目は座標変換、拡大縮小の為のメタセコイア共通ダイアログを表示します。
座標軸は標準でメタセコイアとD4Dの変換互換性がある状態になっています。
必要な場合のみ座標軸の交換や拡大率を設定して「OK」を選択します。
「左右を反転する」「面方向を反転する」の項目は、メタセコイア本体の問題により機能しないため、チェックを行っても何も変わりません。

●2回目はH3Tファイル出力時の最適化を選択する為のダイアログを表示します。
この「H3Tエクスポート設定」ダイアログにて、ある程度の出力内容の最適化が行えます。(項目の詳細については後述)

●テクスチャファイルを使用している場合は、PNG形式のファイルがH3Tファイルと同じフォルダに存在するか確認します。
存在しない場合はファイルを作成してください。その際にファイル名部分は同一の必要があります。
(例) メタセコイアで「glassland.bmp」を使用している場合、「glassland.png」ファイルを作成します。
D4DConverterは256色PNG形式と、フルカラーPNG形式(最新のD4DConverter等を使用している場合)に対応しています。
また画像サイズ(幅と高さ)は32x32、64x64、128x128、256x256などの2の乗数にする必要があります。
2の乗数以外の画像を使用する場合、D4D等への変換は行えますが、ビューワ表示時やデータ読込み時にエラーになります。
●D4Dファイルを作成する場合にはD4DConverterを使用して、H3Tファイル形式のファイルをD4Dファイルに変換します。
D4DConverterは MascotCapsule公式サイトのD4D Toolkitに含まれています。
M3Gファイルを作成する場合にはM3GConverterを使用して、H3Tファイル形式のファイルをM3Gファイルに変換します。
M3GConverterは MascotCapsule公式サイトのM3G Toolkitに含まれています。

●作成したD4D、M3GファイルをD4DViewer、M3GViewer等で確認し、アプリに組込みます。

■H3Tエクスポート設定
●頂点カラーを含める
頂点カラー情報を出力モデルに反映させます。
●頂点カラーアルファを無効にする
頂点カラーの内、アルファ情報は出力せずブレンドも行わないモデルデータにします。
アルファ情報が無くなるため、データサイズが少しだけ減少します。
●共有頂点の法線・UV座標は同一で作成している物として出力する
データ出力のためのヒントをプラグインに与えます。
メタセコイアでは頂点を共有していても、別の面であれば異なったUV座標・頂点カラーを設定できますが、これらを同一の値に設定している事をプラグインに伝えます。
これにより、プラグインは共通している頂点情報を減らしデータサイズを小さくします。またストリップ化の効率も良くなります。
この設定は、モデルデータ自体を変更する物ではなく、出力ヒントを設定するだけの機能です。
それぞれの面に別々のUV座標や頂点カラーを設定している場合に、この項目をチェックした場合は最終的に正しい映像のモデルデータになりません。
●両面ポリゴンにする
チェックしている場合、背面カリングを無効にし、どちらの面も描画します。
また両面ライティングが有効になります。
●環境ライトを含める
チェックしている場合、ライトの設定をアンビエントカラー(0xFFFFFF)にして含めます。
これにより他のライトの影響は一切受けず、面カラー、テクスチャ画像がそのまま表示されるようになります。
チェックしない場合は生成するデータにはライト情報を一切含めません。
これによりモデルデータはデフォルトでは色の無い状態になり、正しい色表示をするには、プログラム側やビュワーでライト情報を設定する必要があります。
●テクスチャファイルを含める
最終的に生成するD4D、M3Gファイルにテクスチャ画像ファイルをインポートします。
これによりD4Dの読込API処理で、モデルデータとテクスチャ画像の両方を自動設定する事が出来きます。
逆にこの項目をチェックしない場合、モデルデータだけが読込処理され、テクスチャ画像ファイルは未指定状態になります。
モデルデータを共有し、テクスチャ画像のみを入れ替える処理を行う場合、この項目をチェックしない方が使い易い場合があります。
●材質(材質・諸設定)を含める
メタセコイアマテリアルの材質(材質・諸設定)にて設定したマテリアル情報を反映します。
これにより、スペキュラーカラー、エミッションカラー等がH3Tファイルに含まれます。
●可視オブジェクトのみ含める
チェックしている場合、メタセコイアで可視化しているオブジェクトのみを出力するH3Tファイルに含めます。
チェックしない場合は、全てのオブジェクトを出力します。
●可視バウンディングボリュームを含める
チェックしない場合、CreateBVプラグインの名称仕様のオブジェクトは出力しません。
チェックしている場合、バウンディングボリュームオブジェクトも含めて出力します。
出力仕様の詳細はCreateBVプラグインの内容を参照してください。
●テクスチャの透過設定を含める
チェックしている場合、テクスチャの透過情報に関する適切な情報をH3Tファイルに含めることができます。
チェック項目の違いによる表示の違いは後述の「テクスチャの透過設定の違い」による項を参照してください。
●各オブジェクトをサブグループ化する
チェックしている場合、各Figureオブジェクトの親にサブグループを保持するH3Tファイルを出力します。
これによりプログラムAPI側からGroupオブジェクトを通して、各Figureオブジェクトにブレンドモード、変換行列の変更を間接的に行うことができるようになります。
チェックしない場合、ワールドに各オブジォクトを保持します。
●ストリップ化を行う(NvTriStrip)
内包するトライアングルリストをトライアングルストリップ化します。
通常メタセコイアとH3Tファイルの仕様の違いから、トライアングルリストは殆どの頂点を共有しない形で変換するため、描画時の速度的なメリットはあまり無いと考えられます。
ストリップ化の恩恵を受けるには、「共有頂点の法線・UV座標は同一で作成している物として出力する」をチェックし、モデルデータも最適化して作成する必要があります。
●法線の向きを統一する
チェックを行った場合、モデルが持つ全ての法線は(X,Y,Z)=(0,1,0)の方向に設定します。
これは、モデルに環境ライト以外を適用しない場合、データが冗長になるため圧縮効率が向上します。
ライトを使用する場合は、この項目にチェックを行うと、正しい光源処理は行われません。
■ライト設定の違い
以下に「環境ライトを含める」をチェックした場合(上)と、チェックしていない場合(下)の違いをビュワー上で比較します。
「環境ライトを含める」をチェックした場合では、追加のライト設定を行っても表示に影響はありません。
またライト情報がどのような物であっても、全ての面が本来の色・画像で表示されます。

「環境ライトを含める」チェックしていない場合では、データ自身に光源が存在しないため、ビュワーで設定したスポットライトの範囲外の色は黒で表示されます。

■頂点カラーアルファ設定の違い
以下に「頂点カラーアルファを無効にする」をチェックした場合(上)と、チェックしていない場合(下)の違いをビュワー上で比較します。
「頂点カラーアルファを無効にする」をチェックした場合では、頂点カラーにアルファ情報が設定していても無視します。
またH3Tファイルにもブレンドモード情報の出力は行いません。

「頂点カラーアルファを無効にする」をチェックしていない場合では、頂点カラーのアルファ情報を有効にします。
またH3Tファイルにブレンドモード情報を出力します。

■テクスチャの透過設定の違い
以下に「テクスチャの透過設定を含める」をチェックした場合(上)と、チェックしていない場合(下)の違いをビュワー上で比較します。
「テクスチャの透過設定を含める」をチェックした場合では、テクスチャの透過情報が適切に反映されます。

「テクスチャの透過設定を含める」をチェックしていない場合では、テクスチャポリゴンの一部(木オブジェクトの左側ポリゴン部分)が適切に表示されない角度があります。

■技術仕様
●保存時のプリミティブ
通常全てのプリミティブをトライアングルリストとして変換してから出力します。
「ストリップ化を行う(NvTriStrip)」を使用した場合、トライアングルストリップに変換して出力します。
●「ストリップ化を行う(NvTriStrip)」を使用した場合
最適化処理を行うため、保存時にメタセコイア本体が長時間応答を返さなくなります。
特に頂点数が多くなるほど、完了までの時間が長くなります。
また現状オブジェクト1つに1ストリップのデータを出力します。
●「法線の向きを統一する」をチェックした場合の法線
全ての頂点法線は(X,Y,Z)=(0,1,0)を向きます。
●D4DConverter、D4DViewer等が強制終了する場合
テクスチャファイルが正しい形式で保存されている、正しくファイルが存在するか確認してください。
またプラグインの不具合により、作成したH3Tファイルが正しく作成出来ていない可能性があります。
サポート等に連絡頂ければ何かしらの対応は行えるかもしれません。
●メッシュグループIDについて
ファイルのワールドメッシュグループIDは常に1が設定されます。
●テクスチャの透過色について
ポリゴンに貼り付けたテクスチャファイルはパレット番号0のみを透過することができます。
また透過する場合は「テクスチャの透過設定を含める」オプションを使用しないと、適切な表示が行われない場合があります。
■動作確認環境
OS : WindowsXP HE SP2
メタセコイア本体 : Ver 2.42
MascotCapsule D4Dツールキット : Ver 3.6
MascotCapsule M3Gツールキット : Ver 4.0
■更新履歴
●ver 1.0.5 ( 2008/02/12 )
・テクスチャの透過設定機能の追加
・オブジェクト単位のグループ化機能の追加
●ver 1.0.4 ( 2008/01/21 )
・オブジェクトの保持座標を、モデル単位の座標から、オブジェクト単位の座標に変更
・両面ポリゴンの描画指定を追加
・特定の名前を含むオブジェクトが出力されない不具合の修正
●ver 1.0.3 ( 2007/06/29 )
・環境ライトの出力が動作しない不具合の修正
・最適化機能項目の追加
●ver 1.0.2 ( 2007/04/12 )
・VC2005SP1コンパイラ変更に起因する起動不良への対応
●ver 1.0.1 ( 2007/03/28 )
・頂点カラー情報の出力に対応
・CreateBVプラグインとの共有に対応
・ライト設定方法の変更
・材質設定を行っていない面がある場合、アクセス違反が発生する不具合の修正
・コンパイラの変更( VisualC++2005 SP1 )
●ver 1.0.0 ( 2006/10/30 )
・最初のリリース
■サポート、その他連絡など
作成者名 : DEARNA
dearna@yahoo.co.jp 宛てのメールにて受け付けていますが、必ず返答が出来るとは限りません。
http://dearna.dhs.org/exporth3t/ サイトにて最新版・情報を配信しています。
■転載について
配布ファイルを改変しない限り、誰でも自由にExporter H3Tを転載する事が出来ます。
その際にExporter H3T自身に実費を請求する事は認めません。
■権利と賠償について
本ソフトはフリーソフトウェアです。
ユーザは作者に対して何の対価を支払う事なく自由に使用する事ができます。
作者の許可無くリバースエンジニアリング、販売を禁止します。
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■リンク
CreateBVプラグイン
メタセコイア公式サイト ( http://www.metaseq.net/ )
MascotCapsule公式サイト ( http://www.mascotcapsule.com/ )